井岡一翔 3階級制覇は来年に持ち越し
ボクシングの元世界2階級王者・井岡一翔(25)=井岡=が計画する4年連続の大みそかの一戦はノンタイトルとなることが17日、濃厚となった。対戦相手を含め、近日中に同ジムから発表される。
5月、IBF世界フライ級王者・アムナト・ルエンロン(タイ)を相手に判定でプロ初黒星を喫し、世界3階級制覇に失敗。9月に後楽園ホールで見事な再起戦を飾り、次戦は3階級制覇へ再挑戦と思われたが、来年に持ち越しとなった。
「焦りはない」と一翔。年末には井上尚弥、八重樫東ら世界タイトル戦がめじろ押しながら「インパクトある試合内容で、今後を引っ張る存在をアピールする」と意気込んだ。
親交ある阪神・西岡剛内野手は惜しくも日本一を逃した。日本シリーズ最後の一戦は西岡の守備妨害で決着し、ソフトバンクに軍配。一翔はテレビで見ており「あの人らしい。逆に持ってますね。あのシーンが見られてうれしかった。本人は何とも思ってないんじゃないですか」とアニキの“らしさ”全開に笑顔を浮かべた。
来年こそ、西岡の日本一を願い、大みそかは必勝。「西岡さんもこんなところで終わりじゃない。来年は日本一になって欲しいし、刺激になる試合をする」と意気込んだ。
刺激はJリーグにもある。イベントを通じ、交流を深めた浦和・DF槙野智章、GK西川周作、DF森脇良太らは22日、優勝へ向けG大阪と大一番。「勝って欲しい」と祈る気持ち。さらに興国高の後輩、セレッソ大阪のFW南野拓実、FW杉本健勇は降格争い。「優勝争いも降格争いも気になります。浦和のことばかり言うと後輩に申し訳ない。南野、健勇も頑張れ」とエールを送った。
この日は和歌山県・白浜市で元WBA世界ミニマム級王者・宮崎亮(26)=井岡=らジム同僚と恒例の合宿を開始。到着即、砂浜を16キロ走り込んだ。3泊4日の合宿では午前にゴルフ場を20キロ、午後に砂浜を16キロがメニュー。計100キロ超の猛烈ランで「追い込める土台」を作り上げる。
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