岡田博喜 骨折からの復帰戦に余裕
「ボクシング・日本スーパーライト級王座統一戦」(16日、後楽園ホール)
2016年最初の日本王座戦、正規王者・岡田博喜(角海老宝石)対暫定王者・中沢将信(帝拳)戦の前日計量が15日、都内の日本ボクシングコミッションで行われ、両王者ともリミットの63・5キロでクリアした。
岡田は昨年6月、スパーリング中に右親指付け根を骨折し、10カ月ぶりの復帰戦でもある。「手術後は2カ月間何もできなかった。試合をしたかったので、やっと来たという感じ。(暫定王者は)チャンピオンとは思っていない。倒すのが一番分かりやすい」と余裕を見せた。
昨年9月、暫定王座決定戦で小竹雅元(三迫)を下した中沢は「正規王者になりたい。岡田さんはうまいので、逆にやりづらい感じがしない。勝ちが前提ですが、流れの中で倒せれば」と「暫定」返上を誓った。