IGF・クラッシャー川口が今年で引退
IGFは9日、都内の道場で会見を行い、クラッシャー川口(35)が今年で引退することと、26日のIGF・東京ドームシティホール大会から引退7番勝負を開始することを発表した。
川口は07年にDEEPでデビューし、メガトン級王者となるなどの実績を残し、12年からIGFに参戦。引退の主な理由を「あまり言いたくはないですが、糖尿病で体重を維持していくのがきつくなってきた」と説明した。
引退7番勝負については「プロレス、総合格闘技、キックボクシング、自分はどんなルールでもやるのを身上にやってましたので、どんなオファーでも。引退するから手を抜いていると思われたくないでの、7戦全勝目指して頑張ります」と話し、初戦の相手には「日本人が不利と言われるヘビー級で活躍した藤田さんを見たのがきっかけでこの業界に入ったというのもあるので、藤田さんとやらせてほしいと会社に伝えた」と、藤田和之を希望した。
マッサージ業、はり・きゅうの資格を取得しており、引退後は「資格を生かしてトレーナー業など、サポートする側に回れるように考えている」との意向を示した。
また、同大会のカードとして、鈴川真一-天田ヒロミ戦、“イランの空手王”モハメッド・バハラミ-“グレイシーバッハの新鋭”ホドリゴ戦が発表された。