レジェンド王者の関本が初防衛
「プロレス・リアルジャパン」(24日、東京・後楽園ホール)
レジェンド選手権王者の関本大介(大日本)が長井満也(ドラディション)の挑戦を退けて初防衛に成功した。関本は長井の重いキック、多彩な関節技、さらにはプランチャまで繰り出す厳しい攻めに大苦戦。最後もがっちりとヒザ十字固めを決められたが、太い腕で背中を何度も殴りつけて強引に脱出し、後頭部へのラリアットからのぶっこ抜き原爆固めで20分超の激闘にケリをつけた。
左足を引きずりながら引き上げた関本は「長井さんのヒザ十字が決まったときはダメだと思いましたが、何とか脱出できて、得意のスープレックスにつなげられてよかった」と安どの表情。ストロングスタイルの復興を掲げるリアルジャパンの先頭に立つ責任を聞かれると、「そうなんですか。そんな大それた責務があったとは…」と照れ笑いしたが、「あまりそういうことを考えず、一生懸命プロレスをやっていこうと思います」と、全力ファイトを誓った。
さらに、長井のキックを鍛え上げられた肉体で耐え抜いたことに、「キックが半端じゃなく重たいので、それに耐えうるべく鍛えてますから、もっと鍛えて鍛え抜いて、どんな打撃でも耐えうるような体を作っていきたいです」と、さらなる肉体強化を目標に掲げた。