ボクシング・中沢、登場曲が一緒で苦笑
「ボクシング・8回戦」(27日、東和薬品RACTABドーム)
メーンを務める東洋太平洋スーパーバンタム級9位、日本同7位の中沢奨(23)=大阪帝拳=が26日、大阪市内で計量を行い、対戦相手のテイル渥美(22)=渥美=とともにリミットで一発した。
登場曲に用意した韓国のダンスユニット「BIGBANG」の楽曲が、相手と同じになってしまうハプニングに苦笑い。「何でかぶるんか、何かそんな気がした。視野が狭い」と自らにダメだしした。曲は韓国出身のテイルにしぶしぶ譲り「帰ってゆっくり選び直します」と頭をかいた。
試合に向け、仕上がりは上々。対戦相手が見つからず、ようやく受けてくれたテイルにはリングでお返しするつもり。「相手に感謝しつつ、ぶん殴ります。ここで打たれていては上に行けない。打たせずに打ちます」と、完勝KOを宣言した。
大阪帝拳の吉井寛会長は「次、タイトルマッチと思うなら、倒してほしい。内容にこだわってほしい」と、KOを指令した。
中沢は年内にも東洋太平洋同級王者の久保隼(真正)への挑戦を熱望する。「きちんと勝って、できるんなら次はタイトル戦」と、モチベーションは高い。
「女性ファンの獲得を狙います」と韓流イケメンのテイルと男前対決にも負けられない。