横綱鶴竜が春場所休場 左肩負傷、対戦の逸城は不戦勝

 大相撲の東横綱鶴竜(29)=本名マンガラジャラブ・アナンダ、モンゴル出身、井筒部屋=が春場所初日の8日、「左肩腱板損傷で約1カ月間の安静加療を要する」との診断書を日本相撲協会に提出して休場した。再出場はしない。初日の対戦相手だった幕内逸ノ城は不戦勝。横綱昇進6場所目で初の休場となる。

 師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)によると、以前からの痛みが蓄積した状態で、7日午後に医師の診断で休場を決断。このまま大阪に滞在して治療するという。

 突然の休場により、相撲協会審判部は既に決まっていた2日目の幕内取組を一部変更する「割り返し」を行った。

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