日馬富士が休場 右ヒジじん帯損傷

 大相撲の西横綱日馬富士(本名ダワーニャム・ビャンバドルジ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋)が13日、右ヒジの負傷のため名古屋場所2日目(愛知県体育館)から休場することになった。対戦相手の栃ノ心は不戦勝。

 日馬富士の休場は14年9月場所で右眼窩底骨折のため途中休場して以来で初土俵から5度目、横綱に昇進してからは3度目となる。今場所の十両以上の休場者は初めて。

 日馬富士は5月の夏場所の直後に右ヒジの遊離軟骨の除去手術を行い、名古屋入りしてから急ピッチの稽古で調整して場所に臨んだ。しかし、初日の妙義龍戦で、土俵際で上手投げを打った先に右ヒジを強打していた。13日の朝になって腫れが出たため名古屋市内の病院で診断を受け休場が決まった。審判部に「右ヒジ外側側副じん帯損傷で1カ月の治療を要する」という診断書を提出した。

 師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)によると、2日目の朝に日馬富士から「ヒジが動かない」と報告があり、触ってみると患部に熱があったという。「しようがないね。まずは治療。早く治して次に備えたい」と語った。8月3日から始まる夏巡業への参加はかなり厳しい状況とみられ、9月の秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)での復帰もやや流動的な情勢だ。

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