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阪神反攻のカギは和田采配にあり

2014年6月25日

 ところが、九回表に打席に回ってきたメッセンジャーが四球を選び、走者として長時間塁に止まった挙げ句、無得点で、その裏に痛恨の逆転サヨナラ負けを食らうという悲劇に見舞われた。小山氏は「何で『3回振って帰ってこい』という指示を出さないんや?あの状況で塁に出る必要なんかない。ベンチがちゃんと指示してやらなんとダメやろ。しかも、まだ余力があるのに代えてしもた」と憤慨した。ベンチワークの拙さが、3‐0の試合をサヨナラで落とす要因になった。

 6日のオリックス(3)戦(甲子園)でも七回まで3‐0でリードしながら八回に4点を奪われ逆転負け。継投失敗が目立つ和田采配に多くの「?」がついたが、それ以上に選手起用そのものに対する“一貫性のなさ”が虎党を落胆させている。2009年から3年間、真弓政権下で参謀役の野手チーフコーチを務めた岡義朗氏がこう指摘した。

 「新人捕手の梅野や緒方を起用してチームの活性化を図ったが、少しミスするとすぐに代えてしまう。梅野なんかは4位や5位という状況で使うんじゃなくて、上位にいる今だからこそ使い続けるべきだろう。緒方にしてもそう。確かにチョンボが多いタイプの選手だけど、育てると決めて使う以上、少々のミスは我慢しないと…。首脳陣には“使う勇気”も必要だと思う」

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