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葛西３位、３戦連続表彰台も「悔しい」

2014年1月26日

　３位に入った葛西紀明の１回目のジャンプ

　気まぐれな風に、神経質になったのか。理想の放物線を描くことはできず「集中はしていたつもりだったが、（踏み切りの）タイミングが合わなかった。失敗ジャンプでした」と悔しがり「優勝したペテル（プレブツ）にもだいぶ離されましたし、悔しいですね」と、反省が口をついた。

　それでも、表彰台に上がることが好調さを示している。「自分としては失敗ジャンプだなと思っていても（今季は）飛んでいくイメージ」と話していた通り、難しい条件の中でも２回ともＫ点越え。飛型点も安定しており、熟練の技は数字に表れている。

　これで、出場したＷ杯では３戦連続の表彰台。自身が持つＷ杯の最年長表彰台記録を更新したが、ソチ五輪をにらんで年間総合ランクの上位者が出場回避した大会だけに、３位では満足できない。「体調もいいし、ジャンプがかみ合えば優勝も狙える。ここで勝たないと五輪でも勝てない」と、厳しいハードルを課している。

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