小橋「引退試合」は5・11日本武道館
小橋建太(45)が23日、東京・有明のノア事務所で会見し、5月11日に東京・日本武道館で引退試合を行うことを発表した。昨年まで在籍したノアとの共同開催で、大会名は「FINAL BURNINGinBudokan」。小橋は昨年12月9日、ノアの両国大会で引退を表明した際に、最後に1試合だけ行うことを明らかにしていた。
ラストマッチは5・11武道館に決まった。故・三沢光晴さんらと数々の名勝負を刻んだ“聖地”。小橋は「何も決まってないときから、最後に武道館の花道を小橋コールを受けながら歩きたいとイメージしていた」とこだわりを明かした。
引退表明から1カ月半でゴールが見えた。「今はワクワクした気持ちと、来ないでほしいという気持ちがある」と本音を口にした。カードは未定ながら、「お祭りのように華々しくしたい」と豪華大会を予告。現時点でノア所属選手や、出場を約束している秋山準(43)ら離脱した5人は参戦予定という。会見は日本テレビがニュース素材として収録した。5・11が地上波で放送される可能性もありそうだ。
この日は、師匠の故・ジャイアント馬場さんの誕生日だった。「偶然そうなった。馬場さん、三沢さんには感謝している。2人のためにも、しっかり引退したい。それが恩返しだと思っている」。大会名は自身で「FINAL BURNING‐」と命名した。プロレスを愛する小橋が、思い出の地で完全燃焼する。