村田プロ3戦目で海外進出計画
「ボクシング6回戦」(25日、有明コロシアム)
ロンドン五輪のボクシングミドル級で日本人48年ぶりの金メダリストとなった村田諒太(27)=三迫=が25日、東京・有明コロシアムでプロデビューし、ノンタイトル6回戦で、東洋太平洋ミドル級王者の柴田明雄(31)=ワタナベ=を右ストレートで圧倒し、2回2分24秒でTKO勝ちした。
村田が来年2月、プロ3戦目にメーンイベンターとして海外進出する計画が明らかになった。リングサイドで観戦した超大物プロモーターの米国「トップランク」社のボブ・アラム氏(81)は「彼には特別な才能がある。それが証明された。だから私は米国から日本に来たんだ。彼は世界中の大スターになる可能性を持っている」と褒めちぎった。
今後については「次は日本だが、その次、来年2月にメーンとして、シンガポールのホテルで試合を行うことを考えている」と青写真を披露した。