棚橋、AJに勝利もまさかの袋だたき
「新日本・G1クライマックス」(10日、西武ドーム)
両ブロック2位同士の対戦でAJスタイルズ(36)と激突した棚橋弘至(37)は、スタイルズクラッシュを切り返して回転エビ固めで逆転勝利を収めた。だがアンダーソン、ファレら「BULLET CLUB」が乱入、そこに新日本と業務提携を結んだGFWのジェフ・ジャレット代表が登場して棚橋を救出したかにみえた。
ところが同代表はギターで棚橋を殴打してスーツを脱ぎ捨てると、バレット・クラブのTシャツ姿に。まさかの結末となった。
「新日本との業務提携は表向きで、本当はバレット・クラブと手を結んだんだ。新日本をテイクオーバー(乗っ取り)するのが目的だ」と言い放ったジャレット代表。決勝進出を逃したウップンを晴らしながら袋叩きの屈辱を味わった棚橋は「ジャレット、オレがギターの正しい使い方を教えてやる」と迎え撃つ構えを示した。