ＷＢＡ女子世界スーパーフライ級王者で２階級制覇王者の藤岡奈穂子（３９）＝竹原＆畑山＝が３階級制覇を目指し、８日にドイツのシュツットガルトで１階級下のＷＢＡ女子世界フライ級王座に挑戦することが１０月３１日、都内の同ジムで発表された。

　ＷＢＡの特例で、王座は返上しないが、「負ければ返上」（竹原会長）「引退でしょ」（畑山マネジャー）とキツイ連打を浴びた。しかし、藤岡にとってフライ級は「ベストウエート」とあって、最高の状態で臨む。

　王者スージー・ケンティキアン（２７）＝ドイツ＝は３度防衛中で、国内で人気、実力ナンバーワン。地元では「美女と野獣の闘い」と報じられている。竹原会長に「藤岡が野獣か」と突っ込まれたが「慣れてます」とケロリ。一回り年下の最強王者に「集大成」と言うボクシングで挑む。