1敗単独首位オカダ、いざ中邑戦
「新日本」(12日、後楽園ホール)
G1クライマックスBブロック公式戦で、2連覇を狙うオカダ・カズチカが永田裕志を破り、1敗の単独首位で最終日の中邑真輔との公式戦に駒を進めた。2敗の中邑、カール・アンダーソン、後藤洋央紀も可能性を残した。
かつて付け人を務めた永田の右腕攻めをしのいで勝利したオカダは、激痛に顔をしかめながら「永田さんがすごいんじゃなくて、オレが情けない」と不満顔。中邑戦へは「向こうは左腕(負傷)だから、これでちょうどいい。あと2勝。決勝があるから」と気合を込めた。
また、初出場の昨年から公式戦17連敗を喫していた本間朋晃が石井智宏を下した。「みんなの力で勝てた。ただ満足する気はさらさらねえ。(15日の)両国で(高橋)裕二郎をぶっつぶして、胸を張って2勝7敗で終わりたい」と“有終締め”を誓った。