右脚切断、乳房全摘出…シャーク土屋が引退式で長与千種から最後の“3カウント”
2枚
「超戦闘プロレス・FMW」(24日、後楽園ホール)
元FMWの悪役女子レスラー、シャーク土屋の引退セレモニーがリング上で行われた。
土屋は悪役ユニット「猛毒隊」を率いて大暴れするなど、90年代から2000年代にかけて活躍したが、ここ数年は糖尿病のため右膝から下を切断、乳がんのため右乳房を全摘出するなどし、闘病生活を送っていた。この日は“最後のリング”ながら悪役らしくファンから多くのブーイングが送られ、興行の出場選手だけでなく、盟友のクラッシャー前泊、バッドナース中村、イーグル沢井ら、ゆかりのあるレスラーも多数駆けつける中で10カウントゴングが鳴らされた。
さらに、サプライズとして、激闘を繰り広げた長与千種もコスチューム姿で登場。土屋は有刺鉄線を巻いた木刀で長与に一撃を加えて3カウントを奪うと、2人は抱擁を交わした。
そして最後は両親、関係者らをリングに上げて記念撮影。「本当にありがとう」と感謝して引き上げていった。