コラレス計量楽々 300グラムアンダー
「ボクシング・WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ」(31日、大田区総合体育館)
ダブル世界戦の前日計量が30日、都内で行われ、4選手ともに1回でクリアした。前回の対戦で体重超過し、サウナで体重を落とした王者のジェスレル・コラレス(25)=パナマ=は楽々とクリア。リベンジを誓う、前スーパー王者・内山高志(37)=ワタナベ=は、あらためて必勝を誓った。
注目のコラレスの計量は余裕も余裕で、リミットから300グラムアンダーの58・6キロで一発クリア。58・8キロの内山を200グラムも下回っていた。
7・4キロ超で来日し、前日計量では1回目に400グラムオーバーした前回の印象が強すぎ、来日時から体重に関する質問が飛び交った。関係者はサウナの場所を確認していたほどだった。
この日、午前7時前にワタナベジムを開けさせ、縄跳びとシャドーボクシングでひと汗かいていた。計量後、ご機嫌のコラレスだったが、約束していた「インビジブル・マン」(見えない男)のマスク姿を見せなかった。
「ホテルに忘れてきちゃったよ。明日は必ず着けてくるので楽しみにしてほしい」と話し、引き揚げた。