京太郎 東洋太平洋ヘビー級王者 アジア人で初の快挙「辞めてもいい」決意で
「ボクシング・東洋太平洋ヘビー級王座決定戦」(14日、後楽園ホール)
同級1位の藤本京太郎(30)が同級2位のウィリー・ナッシオ(30)を3-0の判定で下し、2度目の挑戦でアジア人として初の東洋太平洋ヘビー級王者となった。
「めちゃくちゃ強かった。15キロ差もある怪物に追われるのはしんどかった」と振り返った。1回からプレスをかけてくる相手に距離を大きく取ってリングを回り、打っては下がる作戦。2回には右フックでダウンを奪った。6回には右ストレート、左フックから連打でグラつかせたが、ここは「しんどかった」と詰めなかった。終盤は反撃に遭ったが、何とかしのぎ切った。
「世界を取った小国君とジムのために勝たなければならないと思っていた。これで勝ったら体がどうなっても、ボクシングを辞めてもいいつもりだった」と並々ならぬ決意だったと明かした。
戦績はこれで17戦16勝(8KO)1敗。陣営は、今後WBOアジアパシフィック王座獲得で日本、東洋との3冠を目指す。藤本は「もうヘビー級はいいです」と、クルーザー級への転級も視野に入れていた。
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