久保4・9世界初挑戦!“ポスト長谷川”ホームレスから世界王者へ
「ボクシング・WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(4月9日、エディオンアリーナ大阪)
WBA世界同級9位の久保隼(26)=真正=が、4月9日にエディオンアリーナ大阪で同級王者のネオマール・セルメニョ(37)=ベネズエラ=に挑戦することが10日、発表された。神戸市内の同ジムで会見した久保は、ジムの先輩で元3階級制覇王者の長谷川穂積氏に続くベルト奪取を誓った。久保は同日に東洋太平洋同級王座の返上届を提出した。
世界初挑戦が決まった久保は「早いと言われるかもしれないけど、僕は勝つつもり。僕が勝たないと真正ジムが前に進んでいかない」と力を込めた。11戦全勝8KO。“ポスト長谷川”の責任を背負った戦いだ。
世界王者の山中やロンドン五輪金メダリストの村田諒太を輩出した南京都高(現京都広学館)から東洋大とエリート街道を歩んだ。しかし、大学3年の12月に「ボクシングが嫌になって」とドロップアウト。故郷の京都に戻ったが、父とけんかして実家に帰らず「冬の公園でホームレス。ベンチで寝ていた」と路上で1週間を過ごした。ブランクは結局1年。「自分にはボクシングしかない」と気づいた時、声をかけてくれたのが、同ジムの山下正人会長だった。
アマ仕込みの技術を持つサウスポーの勝機を、山下会長は「相手がやりにくいボクシングを貫いて、射程圏内に入ったらカウンターで倒す」と見る。「会長とジムに感謝のベルトを獲りたい」と久保。ホームレスから世界王者へ、最高のサクセスストーリーを描く。
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