元ケイリンガール デビュー戦へ闘志「ボクシングへの思いを見せたい」
「女子ボクシング4回戦」(29日、後楽園ホール)
デビュー戦を迎える元ガールズケイリン一期生で初戦に勝利したの島野りーみん(中山麗敏=TEAM 10 COUNT)が28日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)で前日計量を行い、スーパーフェザー級リミットから500グラムアンダーの58・4キロでパスした。対戦相手で同じくデビュー戦の椙本慧(新日本カスガ)も58・4キロだった。
島野は「無事に計量をクリアできてホッとしています。練習でやってきたことを出すだけ。ヘッドギアを付けないでやるのが初めてなので、ディフェンスを忘れないようにしたい」と話した。当日は現役、OBのケイリン選手や審判、職員など約100人が応援に来るという。「ケイリンを辞めてまでボクシングにかけた思いを見せたい」と意気込んだ。
ニュージーランドで看護師をしていた異色の経歴を持つ椙本は「長所の右パンチを生かして勝ちたい。やるからには、いずれベルトが欲しいですね」と自信をのぞかせていた。