ジュースびっくり! オメガから大金星でUS王座挑戦要求

 「プロレス・新日本」(5日、エディオンアリーナ大阪)

 真夏のシングルリーグ戦「G1クライマックス」Bブロックの公式戦5試合が超満員札止め5490人の観衆を集めて行われ、ジュース・ロビンソンがIWGP・USEヘビー級王者のケニー・オメガを破り、2勝5敗とした。オメガは5勝2敗。

 ロビンソンはニークラッシャーで場外の机にたたきつけられ、鉄柱を通して四の字固めで締め上げられるなど、オメガの徹底的な左足攻めに苦戦。それでも、終盤にペースをつかむと得意のパルプフリクションを執ように繰り出すが、オメガは決めさせず。最後もパルプフリクションを逃れたオメガにリバースフランケンシュタイナー、ヒザ蹴りのVトリガーを決められて大ピンチに陥る。そして、オメガが必殺の片翼の天使を決めようとロビンソンの体を担ぎ上げると、ロビンソンは巧みに前方回転エビ固めで丸め込み、3カウントを奪った。

 まさかの大逆転でつかんだ大金星に、場内はやんやの喝采。ロビンソンは信じられないような表情となり、足をすくわれたオメガもリング上でうろたえるばかりだった。

 ロビンソンはインタビューで「オメガは世界最高のレスラーで、オレはちょっといいレスラー。でも、ちょっといいレスラーでも世界最高のレスラーを倒すことができるんだ。ラッキーと言われるかもしれないし、確かにラッキーだった。でも、なんであろうが倒すことができるんだ」と感無量。そして、「もう一回、ベルトをかけて戦わせてくれ」とオメガのUS王座挑戦を要求した。

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