豊田真奈美が最後のアジャ戦完敗、50人掛け引退試合の介錯人に藤本つかさ指名

 「プロレス・OZアカデミー」(29日、横浜文化体育館)

 「有終の50人掛け」(11月3日・横浜大さん橋ホール)で30年2カ月の現役生活に別れを告げる豊田真奈美(46)=フリー=がアジャ・コングに敗れて引導を渡された。

 8年ぶり宿命のラスト・シングル戦は、場外へのミサイルキックや竜巻原爆などを仕掛けながらも素手裏拳を浴びて完敗。アジャに「豊田は終わった」と、宣告されると「体が動かなかった。やめると決めた人との差が出た。これで悔いなく終われる」と、涙を流した。

 ダブルヘッダーのこの日は、昼のラスト後楽園ホール(アイスリボン)で藤本つかさとタッグ対決。パートナーの中島安里紗が華DATEを下した後、引退舞台へ向けて50人目の介錯人に藤本を指名。「藤本と最後にやりたい。私からきっちりフォールを取って下さい」と、女子マットの未来を託した。

 引退カウントダウンを終え、50人掛けの対戦メンバーも決定。OG組では“師匠”ともいえる山崎五紀(91年引退)が米国から駆けつけ、ブル中野、カルロス天野も1日復活。長与千種、同期の下田美馬を含む全女出身選手のほか里村明衣子、松本浩代、世羅りさらが名乗りを上げた。

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