PURE-J中森が誓い 人生、ベルト、髪の毛かける
人生とベルト、そして髪の毛かける!PURE-J認定無差別級王者の中森華子(28)が24日、東京・木場のデイリースポーツを訪れ、12・17後楽園大会で行う「敗者髪切りマッチ」への思いを吐露した。
女子プロレス界では、10年9月19日の米山香織-さくらえみ戦以来となる「敗者髪切りマッチ」。中森はプロレスラーになって11年。ロングヘアがトレードマークの選手。だが、23日の王子大会でタッグを組んだDASH・チサコ(29)から試合後「あんたはチャンピオンじゃない。“団体を背負っている”というけど、背負っているふりをしているだけ」と指摘され、怒りが込み上げてきた末の結論だった。
中森はいう。「私は遊びでプロレスをやっているわけじゃない。人生をかけている」。伸ばしてきた髪の毛の長さは55センチになる。万が一、試合に敗れバリカンを入れられることになれば、涙も出るに違いない。だが、それも覚悟の上だ。「髪の毛を切る、切られるは結果。とにかくお客さんの記憶に残る、胸を打つ試合をするだけ」。初代PURE-J無差別級王者のファイトは見逃せない。