京太郎 2冠王座防衛! 世界へ突き進む「負けたら終わり」
「ボクシング・東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック ヘビー級タイトルマッチ」(7日、後楽園ホール)
藤本京太郎(32)が2つの王座を防衛した。3月に米国で世界挑戦経験者らとスパーリングを重ねた京太郎は、いつものアウトボクシングではなく積極的に手数を繰り出し、被弾する場面も見られたが、圧倒。7回に連打を浴びせたところで相手陣営がタオルを投入した。
日本のヘビー級で孤軍奮闘しており、WBOは7位、WBAは15位につけ、日本人初の世界同級王座挑戦は射程圏内。「ボクとしては負けたら終わり。そこ(世界挑戦)まで突き進んでいきたい」と言葉に力を込めた。
マネジャーの萩森健一氏は今後について「WBAレギュラー王座か、WBO王座が返上になれば王座決定戦、その二つを考えている」と計画。「実現すればWBAの方は勝つ可能性はあるんじゃないか」と期待した。