ボブ・アラム氏は村田の再戦を希望「来年の3月か4月に日本で」
「ボクシング・WBA世界ミドル級タイトルマッチ」(20日、ラスベガス)
WBA世界ミドル級タイトルマッチが20日(日本時間21日)、米国ラスベガスのパークシアターで開催され、王者・村田諒太(32)=帝拳=が0-3(110-118、109-119×2)の判定で同級3位・ロブ・ブラント(28)=米国=に敗れ、2度目の防衛に失敗。村田と契約している米国の大手プロモーター、トップランク社のボブ・アラムCEO(86)は両者の再戦を希望した。
アラム氏は「今日の結果には失望しているが、村田は勇敢に戦った」と話し、「来年の3月か4月に日本でリマッチをさせたい。ダイレクトでも構わない。間違いなく村田陣営も望むだろう。(帝拳ジムの)本田会長とも話す機会はある」と日本での再戦実現を目指すことを明言。「(元世界ヘビー級王者)モハメド・アリもケン・ノートンに敗れてから2度返り咲いている。村田はスマートな人間だから、今日と違う戦い方をすればチャンスはある」と期待した。