亀田大、名城を破ったテーパリットがキックボクシングトーナメント参戦 12・16岡山
亀田大毅を破ってボクシングのWBA世界スーパーフライ級王座を防衛したことで知られるタイのテープ(旧名テーパリット・ゴーキャットジム)が、12月16日に岡山武道館で開催される「岡山キックボクシング59kg賞金トーナメント」に参戦することが8日、発表された。トーナメントは肘打ちありのキックボクシングルールで行われ、国内の王者クラスが参戦する。
テープは2011年12月の亀田大毅に判定勝ちして王座を防衛し、その後も清水智信、名城信男を破って王座を防衛したが、12年大みそか、河野公平に4回KO負けして王座から陥落した。国際式に転向前はムエタイで200戦160勝以上というキャリアを持っている。
トーナメント優勝者には、肘ありでは国内最大イベントの「KNOCK OUT」出場権が確約される。KNOCK OUTの小野寺力プロデューサーは「肘ありルールのワンデイは過去にあまり例がなく、負傷者続出が予想される危険なもの。参戦者は王者クラスばかり。タダで終わるはずがありません」と、過酷な展開を予想している。
テープ以外のトーナメント出場選手は次の通り。
◇浅川大立(イノベーションフェザー級王者)
◇岩城悠介(聖域統一60kg級王者)
◇北園翔大(KOSフェザー級王者)
◇翔貴(ルンピニージャパンフェザー級王者)
◇高橋聖人(NKBフェザー級王者)
◇浜本“キャット”雄大(ILFJ認定ラウェイ王者、元WPMF日本Sバンタム級王者)
◇深田一樹(シュートボクシング日本Sフェザー級王者、元SB日本フェザー級王者)
また、当日は元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級&Sライト級王者のシンマニー・ゲーオサムリットと元ラジャダムナンスタジアム認定Sウエルター級王者のT-98によるWPMF世界Sウエルター級暫定王座決定戦、山口裕人とタイのワンマリオ・ゲーオサムリットによる同世界Sライト級暫定王者決定戦、王者白築杏奈にタイのタノンチャック・ゲーオサムリットが挑戦する同女子フライ級タイトルマッチ、共に00年生まれの安本晴翔と和斗によるイノベーションSバンタム級王者決定戦も行われる。