「プロレス・新日本」（３日、北海道立総合体育センター北海きたえーる）

　ＩＷＧＰタッグ選手権試合が行われ、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン（ＬＩＪ）の王者ＥＶＩＬ、ＳＡＮＡＤＡ組が鈴木軍の鈴木みのる、ザック・セイバーＪｒ．組の挑戦を退けて初防衛に成功した。

　奇襲を受けたＬＩＪ組は、序盤から鈴木軍組が得意とするラフ殺法、厳しい関節技などで守勢に回る。だが終盤、ＥＶＩＬが鈴木にダークネスフォールズ、ＳＡＮＡＤＡがセイバーＪｒ．にＴＫＯを同時に見舞ってチャンスをつかみ、最後は鈴木を合体技マジックキラーでたたきつけ、ＳＡＮＡＤＡがダメ押しのラウンディングボディープレスで鈴木を圧殺した。

　試合後のＬＩＪ組は意気揚々。ＥＶＩＬは「宣言通り、ＥＶＩＬ、ＳＡＮＡＤＡ組の勝利だ。ＥＶＩＬ、ＳＡＮＡＤＡがこのベルトを最大限の勝ちに持っていく。大阪城（ホール大会）、東京ドーム（大会）のメインまで持っていくからな」と鼻息を荒くした。