新日本・オカダ 前哨戦初勝利でSANADA挑発「相変わらずクールですね」

 SANADA(左)にベルトを誇示するオカダ・カズチカ=後楽園ホール
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 「プロレス・新日本」(23日、後楽園ホール)

 5月4日の福岡国際センター大会でSANADAの挑戦を受けるIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカが8度目の前哨戦で初勝利を挙げた。

 これまで前哨戦では7連敗していたオカダはYOHと組み、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのSANADA、BUSHI組と対戦。SANADAにパラダイスロックで全身の自由を奪われる屈辱を味わいながらも、場外でのビッグブーツでSANADAを鉄柵の向こう側へ吹っ飛ばし、YOHが客席からのトペコンヒーロで追い打ちするなど激しく攻撃。最後はレインメーカーでBUSHIを葬った。

 オカダは現地時間6日のニューヨーク大会以来となる締めのマイクアピールで、「SANADAさん、やっとオレとの戦いに熱が帯びてきたというのに、相変わらずクールですね。まだ時間があるから、必ず熱くさせてやる」と余裕の挑発。続けて、「やっとロス・インゴの勢いを止めることができました。それは、今日、大活躍したYOH君のおかげじゃないでしょうか」と相棒の奮闘をたたえた。

 オカダからマイクを託されたYOHは進行の不具合と自身の言い間違えで同じマイクアピールを3回繰り返して赤面。それでも気を取り直し、SHOと保持するIWGPジュニアタッグ王座の防衛戦(26日、広島グリーンアリーナ大会。挑戦者はBUSHI、鷹木信悟組)へ向けて「絶対防衛して見せます。ジュニアタッグにいい風吹かせます」と宣言した。

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