井上尚弥が絶好調宣言「過去最高」WBSS準決勝へ渡英
「ボクシング・WBSS準決勝、WBA・IBF世界バンタム級王座統一戦」(18日、グラスゴー)
決勝進出をかけてIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(26)=プエルトリコ=と対戦する井上尚弥(25)=大橋=が8日、羽田空港から渡英。出発前に取材に応じ、過去最高の仕上がりをアピールした。
英国初上陸の心境を「楽しみ。あとは向こうでゆっくりして、体重調整して、試合当日をイメージよく迎えるだけ」と引き締まった表情で話した尚弥。「日本でやれることはやった。過去最高と言っていいほどバッチリ仕上がっている」と絶好調を宣言した。
日本から持参する物を問われると、「特にないですね。本も読まないので。何かありますか?」と報道陣に逆質問。だが、父の真吾トレーナーは「ありますよ。乾燥しているらしいので、加湿器とうがい薬。ナオ(尚弥)のためですよ」と親心を見せていた。