村田諒太、プレッシャーで王者ブラントの1200発パンチ止める!
「ボクシング・WBC世界ミドル級タイトルマッチ」(12日、エディオンアリーナ大阪)
前王者で同級4位の村田諒太(33)=帝拳=が3日、都内の所属ジムで、王者ロブ・ブラント(28)=米国=との再戦へ向けたスパーリングを報道陣に初めて公開した。
これまで130回のスパーリングを行ったという村田は、「現段階ではすごく手応えもあるし、あとはコンディションを崩さずにリングにあがるだけ」と調整順調をアピール。1階級上のスーパーミドル級で12勝(10KO)1分1無効試合の戦績を残すアイザック・スティーン(22)=米国=と2回拳を交え、大柄ながらスピードがあり、ブラントとタイプが似ているという相手に、鋭い左ジャブにもひるまず、安定感のある足取りでプレッシャーをかけ、ロープ際で連打を浴びせる場面を何度も作った。
前回のブラント戦は相手の俊敏なフットワークと1200発を超えた手数に終始主導権を握られての大差判定負け。「棒立ち状態で前に出てパンチをポカポカともらって、たまに打たせてくれるワンツースリーの3つめで顔を跳ね上げられて、その印象で持っていかれた」と反省し、「手数がすごかったと言いますけど、ボクシングは相対的なもの。ダメージを与えれば手数も足も止まる。前みたいにガードかけて前に出て、はい、打ってくださいと、サンドバッグだったら、10回でも15回でも打てる。そういうボクシングをさせないこと」と肝に銘じる。
この日のスパーリングでも「相手に打たれても崩れないのがまず第一。あとはコンビネーション。1発2発じゃなくて、上下に打ち分けるコンビネーションが重要」と意識。「しっかり足腰に力がある状態でプレッシャーをかけて、上下をしっかり打つ」ことを勝利のカギに挙げ、「前回みたいにはならないと思う」と自信を示した。
戦いのテーマは「勝つだけ。今回に限れば、勝ちたい、リベンジしたい、その気持ちだけです。悔しい思いをしたので、ぶん殴って倒してやりたい」とシンプル。「ベストのボクを見せますし、絶対面白い試合をします」と奮闘を誓った。
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