K-1創始者の石井和義氏 選手のファイトマネー明かす「一人だいたい1000万」
K-1創始者の石井和義・正道会館館長が12日未明に放送されたテレビ東京「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」に出演し、K-1ファイターのファイトマネーを明らかにした。
石井館長は1993年にK-1を創設した。K-1グランプリの第1回大会ではピーター・アーツ、アーネスト・ホースト、モーリス・スミスら世界のヘビー級トップキックボクサー8人によるワンデートーナメントを開催し、ブランコ・シカティックが優勝。大ブームを巻き起こし、故アンディ・フグさん、故マイク・ベルナルドさん、ジェロム・レ・バンナらスター選手が次々に誕生した。
石井館長は「その当時、キックボクサーって世界チャンピオンでも30万とか50万(円)なんです。オランダでピーター・アーツとかも、3000ドルとか5000ドルくらいでやってましたからね」と、K-1ができる前のキックボクサーのファイトマネー相場について説明。
そのため、「優勝したら1000万円と言ったらけっこうみんなノッてきました。『一人1万ドル、120~130万くらいでやらへん?』」と、石井館長のオファーは歓迎されたという。
石井館長は2003年に脱税で逮捕されて表舞台から身を引いたが、「僕が辞める時はファイトマネー、一人だいたい1000万円くらい。高い選手で2000万円くらい」と明かした。