久田「やっとたどり着いた」４６戦目で世界初挑戦 日本ジム所属選手最遅記録
「ボクシング・ＷＢＡ世界ライトフライ級タイトルマッチ」（１０月１日、エディオンアリーナ大阪）
ＷＢＡ世界ライトフライ級１位の久田哲也（３４）＝ハラダ＝が世界初挑戦する。１日、大阪市内で会見し、２度目の防衛戦を迎える同級王者、京口紘人（２５）＝ワタナベ＝に挑むことが発表された。
０３年１１月にプロデビューした久田にとって１５年１１カ月の歳月を経て巡って来る大舞台。４６戦目の世界初挑戦は平成以降の日本ジム所属選手では最遅記録となる。待ち焦がれた一戦に向けて「周りから『無理やから諦めろ』と何回も言われた。やっとたどり着いた」と言葉に実感を込めた。
対する京口は１７年７月に国内最速となるデビュー１年３カ月で世界王座を奪取。ともに大阪府出身だが、歩んできた道のりは対照的だ。雑草の挑戦者は「折れない気持ちでここまで来た。応援してくださる皆さんの思いを拳に乗せて絶対に勝ちます」と力を込めた。
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