RIZIN・朝倉海が大番狂わせ!2冠王者の堀口を68秒殺「作戦通り」
「RIZIN.18」(18日、ドルフィンズアリーナ)
朝倉海(25)=トライフォース赤坂=とMMAルール61キロ契約5分3回(肘あり)で対戦し、RIZINと米ベラトールのバンタム級2冠王者・堀口恭司(28)=アメリカントップチーム=が1回1分8秒KOで破る大金星を挙げた。
堀口は6月に世界最高峰の団体UFCと肩を並べる有力団体ベラトールの米ニューヨーク・マジソンスクエアガーデン大会に乗り込んで王座を奪取し、2冠王の偉業を成し遂げたRIZIN軽量級の大エース。一方の朝倉は不良同士が試合をするというコンセプトの大会「アウトサイダー」で頭角を現し、17年末にRIZINに参戦すると4連勝の快進撃を続けてきた期待の新鋭だが、堀口との対戦は時期尚早、勝てば大番狂わせとの声が多かった。今回は堀口が朝倉の対戦要求を受ける形で実現した。
ゴングが鳴ると2人はともに得意とする立ち技でスリリングな攻防を展開。朝倉は堀口の右ストレートで鼻血を流すも、ひるまずヒザ蹴りなどを繰り出して応戦した。そして、カウンターの右ストレートで堀口をぐらつかせると猛ラッシュ。最後はロープ際に追い詰めての右フックで尻もちをつかせて勝負を終わらせた。
朝倉は大番狂わせに「勝てないって言う人多かったけど、そんなことなかったでしょ」としてやったりの表情。勝利を引き寄せたカウンターの右を「右を合わせるという作戦だったんで、作戦通りです」と振り返った。
最後は「本当に自信になりました。堀口選手に勝てたことは。対戦を受けてくれた堀口選手に感謝したいです。オレとやってもメリットなかったと思うので、盛り上げるために受けてくれて感謝しています」と話し、「みんなの声援が力になるので、これからも一緒に格闘技を盛り上げて下さい」と超満員の観衆に呼びかけた。
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