志田光が旅立ちV「世界の頂点に立ちます」今後は米国で本格活動
「プロレス・志田光自主興行」(15日、後楽園ホール)
5月に旗揚げした米AEW(オール・エリート・レスリング)に所属する志田光(31)が、米国での本格活動へ向けて日本ラスト試合を行い、会場を埋めた777人のファンに別れを告げた。
メインは“盟友”朱里(30)=フリー=とともに“生みの親”さくらえみ(43)=我闘雲舞=と“怖い先輩”高橋奈七永(40)=シードリング=のレジェンド・コンビと対戦。20分29秒の白熱戦は、志田がさくらに魂のスリーカウントを決め、9・10新木場大会のシングル戦で敗れたリベンジを果たした。
この日は全6試合で4試合に出場。14日の大阪・アゼリア大正大会でも3試合に出場しており、2日間7試合の壮行マッチを1時間15分53秒で走破した。
限界に挑んだ戦いを終えると「プロレスに出会えて夢をかなえてもらった。歌、映画に出て英国に行き、海外で仕事をすることも…。次は世界の頂点に立ち、ベネディクト・カンバーバッチ(英国の俳優)に直接会うことを夢見て頑張りたい。もっとビッグになります」と、意気込んだ。
米国ではアスカ(華名)、カイリ・セイン(宝城カイリ)、紫雷イオがWWEで活動。今回はさくらのDNAを受け継ぐ志田が、初代AEW世界女子王者となった里歩とともに新興団体で世界に挑む。
他の試合ではアジャ・コングに導かれたOZアカデミーで新世界を発見し、フリーになってWAVEを主戦場に飛躍した思い出をリングに刻んだ。そして、さくらの“秘蔵っ子”駿河メイには金星も献上した。この日はアイスリボンの新人時代に師事した田村様(NEOの2冠王者・田村欣子)、同期の藤本つかさらも駆けつけてエールを送った。