「ボクシング・ＷＢＣ世界ライトフライ級タイトルマッチ」（２３日、横浜アリーナ）

　挑戦者ランディ・ペタルコリンが１８日、都内で公開練習を行った。１１月２２日に急きょ代役となった元ＷＢＡ同級暫定王者は「状態は最高。時間はなかったが練習を２倍にして間に合わせた」と強調。この日はミット打ち１回などの軽い調整で済ませ、「強みは経験だ。（理想は）フィニッシュすること」と自信を示した。

　陣営のプロモーターも「（映画『ロッキー』の主人公）ロッキー・バルボアのようなラッキーパンチが生まれるかも知れない」と番狂わせを期待。一方、視察した拳四朗の父で所属ジム会長の永氏は「スピードは拳四朗を多少上回っている。前半は要注意」と警戒しながらも、「後半になるとスピードが落ちてくるので勝負。油断さえなければ拳四朗のボクシングで倒せる」と戦いを予想した。