総合格闘技RIZIN.22が中止 榊原CEO「断腸の思い」夏にメガイベント開催へ
総合格闘技イベントのRIZINの榊原信行CEOが2日、YouTubeのLIVE配信で会見。新型コロナウイルスの影響を考慮して、4月19日に横浜アリーナで開催する予定だった「RIZIN.22」を中止にすることを発表した。
榊原CEOは「残念ながらというか、世の中を含めて新型コロナの収束がどっちにすすむのかは気になっていたところですが、きょう現在含めて新型コロナは関東圏、東京を中心に拡大を見せているので断腸の思い出はありますが中止とします」と話した。既に発売されているチケットに関しては払い戻される。
さらに、未発表ながら5月に予定していた仙台での大会も未開催とし、「4、5、6月は大会はしません」と明言。その上で、
「1つ提案したいのは今年の夏、東京五輪も中止となりました。スポーツが未来にむけて明るい話題がないなかで、夏に格闘技みんなが力を合わせて東京五輪の弔い合戦になるような、真夏の格闘技の祭典になるような大会を、今年のスケジュールにありませんでしたが、コロナが収束してから次のステップのスタートできるような、苦しい時間を夏にみんなといっしょに、ファンのみなさんの知恵とかひょっとすると資金をいただいても、開催したい。メガイベントをみなさんと開催する準備をしたい」と新型コロナウイルスが収束方向にあることを条件に、夏にメガイベントを開催することを提案した。