井上尚弥、初対面モロニーの印象「特に何も」 周囲の熱気に「期待通りの試合を」

 「ボクシング・WBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチ」(31日、ラスベガス)

 公式会見が29日(日本時間30日)、米ラスベガスのMGMグランド・カンファレンスセンターで開かれ、統一王者の井上尚弥が挑戦者のジェーソン・モロニーと初対面した。会見中は終始冷静で余裕を漂わせたが、並び立っての写真撮影になると闘志あふれる厳しい表情となって、約15秒間の視殺戦を展開。その印象を「特に何も感じなかった」と平然と語った。

 前日のPCR検査が陰性判定だったことを受けて、会見に臨んだ尚弥。まずは司会者を挟んでソーシャルディスタンスを保ち、モロニーと対面した。右眼窩底骨折などの負傷をした前戦のノニト・ドネア(フィリピン)との激闘から約1年がたった現状を問われると、余裕漂う冷静な表情で「この1年でケガの方も順調に回復しました」と万全をアピールした。

 試合を重ねるごとに大きくなる期待に対するプレッシャーについても、「その期待だったり、プレッシャーというものを自分の力に変えて毎回試合に挑んでいます」と返答。モロニーについては「すべてにおいてレベルの高い選手」と評した。

 コロナ禍で試合2週間前の渡米から自由が制限される中で調整を続け、前日には試合会場となるMGMグランド内の隔離空間「ザ・バブル」入り。「この環境、状況の中での大変なトレーニングでした」と話しながらも、「それは相手も同じことなので、すべてはリングの上で自分の実力を発揮したい」と強調した。

 ラスベガス入りしてからは、米国本格デビューとなる“モンスター”のプロモーションが盛んに行われている。「すごく期待値がうかがえる中、プレッシャーもすごいですけど、その期待通りの試合をしたい」と意気に感じていた。

 会見後の写真撮影では両肩に2本のチャンピオンベルトをかけてモロニーと約15秒間のフェースオフ。初対面の印象を「特に何も感じなかった」といい、「ちょっと気合が入りすぎてる感じがした」と指摘する余裕も見せた。

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