ボクシング高山勝成、米国での世界挑戦正式決定 「6万人の大観衆の前で戦う事を楽しみにしています」

 ボクシング元世界ミニマム級4団体王者の高山勝成(37)=寝屋川石田=は5月8日(日本時間9日)に米国テキサス州アーリントンのAT&TスタジアムでWBO世界ライトフライ級王者のエルウィン・ソト(24)=メキシコ=に挑戦することが正式決定したことを29日、発表した。

 試合に向けて国内で最終調整に入っている高山は代理人の岡筋泰之弁護士を通じてコメントを発表。「今回挑戦の機会を得る事が出来た事や関係者の皆様に感謝します。タイトルの奪取、二階級制覇の為にベストを尽くして戦います。この世界タイトルマッチに勝利してLフライ級戦線に乗り込む決意です。現在の仕上がりに関しては、極端に短期間なので何とも言えませんが今出来る準備を行っています。今回のオファーは急でしたが、色々な選手に声をかけていたようですが、打診され、やると答えたまでです。6万人の大観衆の前で戦う事を楽しみにしています」。5月3日に渡米を予定している。

 陣営の中出博啓トレーナーも次のようにコメントした。「今回の試合の規模や時期に関しては、突然の決定でしたが、今までの海外での世界戦(ワールドチャレンジ)の経験、キャリアでの技術、コンディショニングの知識、勝てるサポート体制のスタッフの全てのリソースを駆使してタイトルを奪いに行きます。ソト選手は、充分な期間があれば何の問題も無いと感じます。既に分析は出来ています。短期間の準備、移動、コロナ感染等に充分に気を付けて勝利に向かいます。6万人規模の興行はボクシングでは見当もつかないですが、リングでやる事は同じだし変わりません。経験が生かせる良い機会だと感じます」

 戦績はソトが19戦18勝(12KO)1敗。高山は41戦32勝(12KO)8敗1NC。

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