井上尚弥が衝撃の3回KO勝ち!左ボディーでダウン3度奪う 無敵の21戦全勝
「ボクシング・WBA・IBF統一バンタム級タイトルマッチ」(19日、ラスベガス)
統一王者の井上尚弥(28)=大橋=が挑戦者のIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(28)=フィリピン=を3回2分45秒KOで破り、WBA王座5度目、IBF王座3度目の防衛に成功。戦績を21勝(18KO)無敗とし、自身の持つ世界戦連続勝利の日本記録を16に伸ばした。
20年10月の前戦ではジェーソン・モロニー(オーストラリア)を衝撃的な7回KOで破るラスベガスデビューを果たしたが無観客。今回は有観客で行われ、初めてモンスターを目の当たりにする本場のファンにKOショーを見せつけた。
ダスマリナスは170センチの長身サウスポーだが、苦にしなかった尚弥。初回は足を使う相手の右ジャブに左フックを合わせるなど優位に試合を展開。2回には右アッパーからの左ボディーでぐらつかせ、連打を浴びせて早くもダウンを奪う。
3回に入るとプレッシャーを強め、左ボディーを中心に攻勢にでる。そして連打からの強烈な左ボディーで2度目のダウンを奪い、立ち上がった相手に襲いかかると、またも左フックで3度目のダウンを奪い勝負を決めた。
井上は現地のインタビューでは余裕の笑みをみせ、「いい勝利ができたと思います。ボディーでも顔でも倒せる準備をしてきた。ボディーで倒せて良かったと思います」と振り返った。1回から主導権を握っていたが、「1ラウンドで相手の実力、出方をみて、相手次第ですが、いけるかなと確信を持てました」と振り返った。
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