新日VSノア LIJが金剛に激勝!鷹木がタダスケ粉砕し7千人観衆に「拍手!」
「プロレス・新日本」(8日、横浜アリーナ)
ノア勢が乗り込んでの全面対抗戦が行われ、ダブルメインイベントの第1試合でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ、新日本)のBUSHI、高橋ヒロム、SANADA、内藤哲也、鷹木信悟組が金剛(ノア)の亜烈破、タダスケ、征矢学、拳王、中嶋勝彦組に勝利した。
対抗戦が決まってからは、前IWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟が「メリットがない」と言い放てば、GHCナショナル王者の拳王が5日の新日本・東京ドーム大会に乗り込み、「いつまでもテングになってんじゃねえぞ。日本のプロレスの序列を覆してやるからな」と挑発するなど、試合前から火花を散らし合った人気ユニット同士の対決。ともに舌鋒鋭く体制を批判する似たもの同士でもある。
LIJを率いる内藤とGHCヘビー級王者の中嶋が先発すると7000人超の観衆は拍手。しかし、金剛はいきなり総出で襲いかかって場外乱闘に持ち込み、その後も総出の攻撃を繰り返し、さらにはBUSHIを長時間捕まえるなどして優位に試合を進めた。
LIJもSANADAの奮闘などで反撃するが、内藤が拳王と中嶋から厳しい蹴り攻めを浴び、さらには鷹木も金剛の連係の良さに捕まる。しかし、10人が入り乱れた攻防から、終盤は鷹木とタダスケの一騎打ち状態に突入。最後は強烈なラリアット合戦を制した鷹木がラスト・オブ・ザ・ドラゴンで仕留めた。
試合後、内藤が拳王にグータッチを要求したが、拳王は応じず。さらには襲いかかると両軍が小競り合いを繰り広げた。