女子格闘家ビクトリア・リーが18歳で死去 世界王者の姉が伝える「あなたがいなくて寂しい」
格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」で活躍していた女子格闘家のビクトリア・リーが、22年12月26日に死去したことが8日、分かった。18歳だった。死因については明らかになっていない。
「ONEチャンピオンシップ」がインスタグラムで追悼文を投稿。「この悲報に際し、ONEチャンピオンシップ関係者一同、言葉にならないほどの悲しみを覚えております。ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心からご冥福をお祈りいたします」と記した。
ビクトリアは格闘技一家に生まれ、姉アンジェラと兄クリスチャンはともに同団体の世界王者。21年にデビューしたビクトリアは、9月にTKO勝ちで無傷の3連勝。今後を期待される有望株だった。
現ONE世界女子アトム級王者で姉のアンジェラは自身のインスタグラムで「私たちの家族は経験する必要のないことを経験した。これを伝えるのは信じられないほど難しい。私たちのビクトリアが亡くなりました」と投稿。「世界一の妹。あなたがいなくて寂しい」などと心境をつづっている。