「プロレス・新日本」（４日、東京ドーム）

　ＩＷＧＰジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムが８度目の王座防衛に臨んだが、エルデスペラードに垂直落下式リバースタイガードライバーからのピンチェ・ロコを決められ王座から陥落した。

　エルデスペラードに強烈なエルボーを決められるなど、徐々に劣勢となったヒロムは試合後「悔しい、悔しい、悔しすぎる。それ以外、言葉が出てこない。デスペラード、俺よりかお前の方が強い。俺はもっともっと強くなって、畜生」と会見場でへたり込んだ。

　一方で新チャンピオンとなったデスペラードは会見で、次戦に石森太一を挑戦者に指名。マスターワトも会見場に入り「俺に挑戦させてください」と表明したが、ここでＨＯＴの金丸義信とＳＨＯが乱入。乾杯しようと見せかけ、２人でビール缶で殴打するなど、やりたい放題。「俺が挑戦してやるよ」とＨＯＴの２人もジュニアのベルトへの挑戦を表明。新王者のデスペラードはうずくまりながら、会場を引きあげた。