プロレス 東京女子・辰巳リカ「自分でも制御できない。狂い咲きます」 パワースポットで2大タイトル戦調印式
「プロレス・東京女子」(7月20日、後楽園ホール)
「SUMMER SUN PRINCESS’24」でプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合を行う王者の渡辺未詩(24)と挑戦者の辰巳リカ(32)、プリンセスタッグ選手権試合を行う王者の「でいじーもんきー」こと鈴芽(25)、遠藤有栖(26)組と挑戦者の荒井優希(26)、宮本もか(25)組が26日、東京・神田明神で調印式と記者会見を行った。
普段は渡辺とタッグチーム「白昼夢」を組んでいる辰巳だが、「団体のトップになってさらに自信が増して、キレやすごみも増して、とんでもない、危険だなと感じている未詩と、今の自分でも制御できないような私が戦ったら面白いな」と挑戦。過去、シングルでは渡辺に負けなしで「必ずや狂い咲きます」と戴冠を宣言した。
渡辺は直近では昨年3月のインターナショナル・プリンセス戦で辰巳に敗れているが、その際に「本当の意味で隣に並べた感覚があった」といい、今は「完全に横並びになって、一緒に爆走できている」という手応えがあると説明。「辰巳リカに勝つなら作戦とかじゃなくて、突発的な感情だったりだと思う。当日までその気持ちを温めていきたい」と、辰巳超えの鍵を語っていた。
タッグ戦は、23日の浜松大会で遠藤を破った宮本が「自分も成長していると感じられた。自分にも資格があると思った」と挑戦を表明し、現インターナショナル王者だが「もっと挑戦したい」と感じていた荒井がパートナーに名乗りを上げて実現するもの。
遠藤は浜松で敗れて「直接取られて、マジで悔しすぎて涙も出ないくらい、SNSも見たくないくらいめちゃくちゃ落ち込んだ。次の日、このままじゃダメだと思った」と、挑戦を受諾した理由を説明。鈴芽は「2人でやってきて悔しいもうれしいも全部共有してきた。私たちはもっともっと強くなっているから、絶対に負けません」と防衛を宣言した。
SKE48のメンバーでもある荒井は当日ぶっつけ本番の挑戦となるが、「前哨戦はできたことが少ないので。もかさんには一人で戦ってもらうことになりますが、その分、名古屋でたくさん踊って体力付けて戻ってきたい」と、前向きにとらえていた。