那須川天心が大会名に苦言「THE MATCH2」榊原氏は意に介さず一笑&エール「お前はお前のこと頑張れ」
RIZINの榊原信行CEOが31日、都内で取材に応じた。朝倉未来(32)VS平本蓮(26)のリマッチとして、5月4日に東京ドームで「THE MATCH2」を開催することを発表しているが、格闘家で現ボクシングWBA世界2位の那須川天心(26)が大会名称に苦言を呈していたことについて「お前はお前のことをやれ」と一笑。「とにかく2月24日(次戦のモロニー戦)は頑張れ」とエールを送った。
天心は、22年6月に満を持して開催された「THE MATCH」(東京ドーム)のメインイベントで、K-1王者(当時)武尊との歴史的な一戦に勝利。キックを卒業し、プロボクシングに転向した。昨年の大みそかに朝倉と平本の再戦と大会名が発表されたことを受け、自身のXを更新し「THE MATCH2って名前だけは違うと思います」と、違和感を表明していた。
この苦言を受け、榊原氏は「全く関係ない(笑)。お前はお前のこと(ボクシング)をやっとけって。何言ってんの」と、意に介さずに一笑。大会名の経緯を振り返りながら、「天心と武尊の試合を『まさにTHE MATCH』って言ったことから派生したタイトルだが、僕らプロモーターからすると、あれだけの(注目を集める)ムーブメントをつくり出したもの(前回大会)をいい形で次の世代、次の大会につなげていく一つのトリガーにしなくちゃならないと思っている」と主催者視点での使命感を明かし、「1回目があれだけ盛り上がったので、天心に『これだったらやっぱり“THE MATCH”ですね』と言わせるくらいのものにすべく頑張ります」と、大会の成功を誓った。
さらに、天心は2月24日(有明アリーナ)に、前WBO世界バンタム級王者のジェイソン・モロニー(オーストラリア)との今後の世界挑戦を占う上での大一番を控えているだけに、「とにかく2月24日は頑張れと。天心にとって大事な一戦だと思う」とエールを送った。
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