【一問一答】2年目の本田開幕戦先制弾

 ラツィオ戦の前半、先制ゴールを決め、喜ぶACミランの本田(ゲッティ=共同)
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 「イタリアリーグ、ACミラン3-1ラツィオ」(31日、ミラノ)

 サッカーセリエA第1節ACミラン対ラツィオが8月31日夜(日本時間9月1日)、ミラノのサン・シーロ・スタジアムで行われ、ミランは日本代表FW本田圭佑の先制点などで3-1と開幕戦を飾った。本田は前半7分、FWエルシャーラウィのパスから本拠地で初ゴールを決めて、勝利に貢献した。以下、本田と一問一答。

  ◇  ◇

 -いい準備をしてきたが開幕戦と言うのは独特で難しく、その中でこうやって準備の結果を出せたのはどういう要因か。

 「そうですね。なかなか開幕戦というのは慣れないですけれど、それでも確実にいい準備をしてきたという自負はよくないなりにも、そういう自負もあったんで、信じてやるしかなかったという意味では勝負でしたよね、まぁ博打というか。実際そんな簡単な試合ではなかったですし、チャンスも少なかった中で、あの1本を外していれば今日はゼロゴールだったわけだし。あれ決めてなかったら試合に勝ってたかどうかもわからなかったかもしれないということで、そういうギリギリのところでの勝負を制することができたっていうのはうれしく思っています」

 -簡単なゴールではなくエルシャーラウィが崩してくれて1対1だっただけに、いろんな選択肢があった中でああやってダイレクトで打った。どんなことが頭によぎったのか。

 「どんなことっていうのは…決めたかったですよね。何よりも決めたかったっていうところで、いやほんと入ってよかったです。キーパーの足にも当たっていたし」

 -そんなにうれしくなさそうだったが。自分の中ではまだまだ今日の出来には納得していないのか。

 「納得しているのはチームが勝てたこと。初戦はどういった形であれ、やはり勝つことが何よりも大事。それを達成できたというのは、一つの目標を達成できたな、と思っている。ただまぁ、まだ内容というのは改善、新たな課題がどんどん残っていきますから、新しくできても前にできていたことができなくなったり。それは今日も出たんじゃないかなと思って。また反省ですね」

 -インザギ監督になって一番変わったことは。

 「そうですね。当たり前のことかもしれないですけど、プロフェッショナルですよね、毎日、24時間。やはり食事、睡眠…。監督がよく言うのは『お前らサッカー選手なんだからサッカーのことを常に考えていろ』。当たり前のようですけれど、その質が高いチームが今後、勝っていくのではないのかと思っているので、チームとして続けていくこととで毎週、向上していけるのではないかと思ってます。まだ本当にプロジェクトは始まったばかりで課題だらけなんですけれど、そういったプロジェクト始まったばかりの時って結果がなかなか出ないのが普通なんで、その中で今、ラッキーと言えるのか何なのか、最近の試合は勝てたりしているんで、こういう時っていうのはプロジェクェクトを前に進めやすい。周りを納得させながら進めることができると思う」

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