Jリーグ、26年前半のシーズン移行期「特別大会」はPK戦による完全決着方式 J1は東西で2グループによるリーグ戦→プレーオフ決戦

 Jリーグは17日、2026/27シーズンからのシーズン移行に向けて、26年前半の大会をシーズン移行期の「特別大会」として開催することを発表した。昇降格はなしで、「J1リーグ特別大会」と「J2・3特別大会」に分かれて実施される。

 地域リーグラウンドとプレーオフラウンドの2つのラウンドで構成。「J1-」の地域リーグラウンドでは、20チームを東西で10チームずつに分け、各グループでホーム&アウェー方式で全200試合を行う。PK戦による完全決着方式で、PK戦による勝者には勝ち点2、敗者には勝ち点1が与えられる。延長戦は実施しない。

 リーグラウンドを終えた後に実施されるプレーオフラウンドでは、各グループ同順位同士のH&A方式で2試合を戦い総合順位を決める。1試合目は延長戦、PK戦は実施せず、2試合の合計で勝敗が決しない場合に延長戦、PK戦で決着をつける。グループ1位同士で戦った場合、勝者が総合1位、敗者が2位となる。1位のチームはACLE2026/27の出場権を獲得。また、勝ち点1ごと、最終順位ごとの特別助成金(総額12億円)が贈られる。

 地域別に分けることで、ダービーマッチが多く開催できることも狙いの一つだという。野々村芳和チェアマンは「翌シーズン(26/27シーズン)から新しい世界になる。新しい人をいろんな切り口でどう連れてくるか。新しい人が関わりたくなるようなサッカーの大会が良いのかなと思った」と同方式に至った経緯を説明した。

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