来日ハリル何を語る? W杯決定から解任までの半年を振り返る
サッカー日本代表監督を解任されたハリルホジッチ氏が来日した。今回の決定に強い不満を持つ同氏は27日の会見で何を語るのか。W杯決定から解任までの半年に何があったのか、改めて振り返る。
公開日:2018.4.22
【17年8月31日】2―0で豪下し、涙のW杯決定「誇りに思います」
日本が浅野と井手口のゴールで6大会連続となるW杯出場を決めた。勝利が決まった直後のバヒド・ハリルホジッチ監督の目には涙も見て取れた。
ハリル監督、涙のW杯決定「日本の皆さんの勝利。誇りに思います」
(中略) 試合終了のホイッスルが鳴ると、涙を見せた。「ありがとうございます!日本の皆さんの勝利でした!我々の選手、チームを応援してくれてありがとうございます。皆さん、素晴らしいサポーターです。皆さんのことを誇りに思います」。選手、スタッフ、そしてサポーターに何度も感謝の言葉を送った。
【17年8月31日】田嶋会長も西野技術委員長も「ロシア大会まで指揮を」と言ってたが…
日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が、ロシアW杯本大会もバヒド・ハリルホジッチ監督に指揮を執ってもらうことを希望した。
ハリル監督に「ぜひロシアまで」 JFA田嶋会長がW杯までの続投を希望
「こういう勝ち方で決めてくれたので、ぜひロシアまでやってもらいたい」と来年のロシアW杯本大会も継続して指揮を執ってもらうことを望んだ。
西野朗技術委員長は「継続性を考えればロシアまでやってもらいたいというのはある」と考えを述べた。他の技術委員についても「みんな満足していた」という。
【17年9月28日】親善試合2戦メンバーから本田、岡崎ら外れる
日本サッカー協会は28日、親善試合ニュージーランド戦(10月6日・豊田スタジアム)、ハイチ戦(同10日・日産スタジアム)に臨む日本代表選手を発表した。故障明けの長谷部と本田、さらに「新しい選手に機会を与える」という理由もあり、岡崎が外れた。
車屋、遠藤が代表入り 本田、長谷部、岡崎が外れる 親善試合2試合
【17年10月10日】親善試合ハイチ戦2―0から3―3のドローに「最悪の試合」
2点を先制しながら、その後3失点した。MF香川真司(28)=ドルトムント=が終了間際に得点しドローに終わったが、日本代表のハリルホジッチ監督(65)はこの内容に怒り心頭。「私が監督になってから最悪の試合」と吐き捨てた。
ハリル失望、怒り心頭「最悪の試合」サポーターへ謝罪の意思示す
ハイチに3-3で終わった指揮官は、代表スタッフに「明日も、明後日も、3日後もミーティングを行う」と通達。選手パフォーマンスに憤りを隠さない指揮官が、ロシアW杯に向けてアピールをした2試合を徹底的に分析する。
ハリル監督 怒りの3連ミーティング 怒り収まらず…状況打破へ徹底検証