J1神戸が元バルサ・ボージャン獲得!イニエスタ、ビジャらに続き…大物外国人の系譜

J1ヴィッセル神戸が今夏、かつてバルセロナに所属していた元スペイン代表FWボージャンを獲得。イニエスタ、フェルマーレンらに続く元バルセロナの選手加入にファンの期待は高まる。神戸の大型補強を振り返る。

公開日:2019.9.8

イルハン組無念…五輪切符逃す

 元トルコ代表。1975年8月10日生まれ。02年日韓W杯では、準々決勝のセネガル戦で決勝ゴールを決めるなど3得点を挙げトルコ代表の3位躍進に貢献した。活躍とともに、甘いルックスが注目され人気が急上昇。ワイドショーなどでも“トルコの王子様”と度々特集が組まれ、一大ブームを呼んだ。
 04年、神戸が移籍金約4億7700万円、年俸推定約2億1200万円で獲得。大いに期待されたが、過去3度の手術を行った右ひざの状態の悪さは予想をはるかに超えていたのか、試合に出場するたびに違和感を訴え、チーム離脱を繰り返した。6月中旬に無断帰国し、2度と戻ってくることはなかった。出場3試合0ゴール。2006年に引退し、フィギュアスケートに転向。ペアで国際大会に出場するほどの腕前を誇った。

パトリック・エムボマ(カメルーン代表FW)

後半、ヘディングで相手守備に競り勝つ神戸FWエムボマ=2004年8月29日、神戸ユニバー競技場
W杯サウジアラビア戦で、シュートを放つエムボマ(左)=02年、埼玉スタジアム
引退セレモニーでカズ(左)から花束とユニホームを贈られたエムボマ=神戸ウイングスタジアム

 元カメルーン代表。1970年11月15日生まれ。2歳でフランスに移住し、二重国籍を持つ。90年にパリ・サンジェルマンでデビュー。97年にG大阪入りし、28試合25得点の驚異的なゴール量産で得点王に。03年に東京V、04年途中から神戸でプレー。05年引退。W杯では98年フランス、02年日韓大会に出場し、各1得点を記録。00年シドニー五輪優勝、アフリカ最優秀選手賞を獲得した。現在は実業家でFIFA公認代理人も務める。好物は関西風うどん。

 キャリア終盤で力が落ちていたのか、10試合2得点と期待に応えることはできませんでしたが、チームメイトやファンから愛されていました。

金南一(韓国代表MF)

サッカー国際親善試合 日本―韓国 後半、中村俊輔(左)を倒す金南一=2010年5月24日

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