米卸売物価3・2%上昇 2月、伸び率は市場予想を下回る
【ワシントン共同】米労働省が13日発表した2月の卸売物価指数は、前年同月より3・2%上昇となった。伸び率は1月から縮小し、3・3%程度の上昇を見込んだ市場予想を下回った。サービスが3・9%、モノは1・7%それぞれ上昇した。
トランプ米政権の関税強化措置により、輸入品を中心に物価高につながるとの懸念が出ている。インフレ沈静化に時間がかかれば、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げペース鈍化につながる可能性がある。
モノのうち食品は5・9%上がった。エネルギーは3・7%下落した。