育休取得職員の同僚にボーナス増 男性取得に理解、福岡で政令市初

 福岡市は、1カ月を超える育児休業を取得した職員から業務を引き継いだ同僚に対し、会社員のボーナスに相当する「勤勉手当」を手厚くする取り組みを4月1日から始める。企業では既に広がっているが、政令指定都市では初めてという。男性職員の育休取得が9割を超える中、職場の理解が進むよう制度を整える。

 4月以降、育休に入った職員と同じ職場で業務を肩代わりするなどした同僚が対象。育休職員1人に対し、所属長が最大4人まで支給先として指名することができる。各年度でとりまとめ、翌年度の6月期勤勉手当に加算する。加算額は年間平均で約1万6千円を見込んでいる。

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