熱中症対策「どれだけ水分をとれば良いの?」…実はアレの色で摂取すべき量を判断「濃いほど、危険か…」【警視庁が伝授】
熱中症対策といっても、「一体どれだけ水分をとれば良いの…?」と困ることがあるかもしれません。そんな時に役立つのが「尿の色」で摂取すべき水分量を判断する方法です。警視庁警備部災害対策課の公式Xアカウント(@MPD_bousai)が、過去注目を集めた情報を再び投稿し、2000件を超える「いいね!」を集めるなど、あらためて注目を集めています。
脱水状態が進むと尿の色が濃くなるといい、投稿では「脱水レベル」を確認できるカラーチャートを紹介しています。また、それぞれの色ごろに、通常の状態に戻るのに必要な水分量も示されています。
①淡い黄色…普段通りに水分を取りましょう。
②やや黄色味が濃くなった状態…コップ1杯の水分を取りましょう。
③濃い黄色…1時間以内に250ml(屋外or発汗していれば500ml)の水分を取りましょう。
④オレンジ色・明るめの茶色…今すぐ250ml(屋外or発汗していれば500ml)の水分を取りましょう。
⑤茶褐色…今すぐに1,000mlの水分を取りましょう。
※⑤より濃かったり、あるいは赤/茶色が混じっていたら、すぐ病院へ行きましよう。
※実際の色味は、投稿内のカラーチャートを参考にしてください。
この投稿には、「濃いほど、危険か…」「最近真ん中の濃い黄色くらいの色が多いんだけど水分足りてなかったのか…」といった声が寄せられています。「数年前から職場のトイレに貼らせていただいて、熱中症レベルの参考にしています」「ランニング後は尿の色をチェックするのが癖になってる」といったコメントもありました。
▽出典
・警視庁警備部災害対策課 公式X/熱中症予防対策として、尿の色で脱水状態をチェックする方法
・厚生労働省 公式/熱中症の予備軍 「隠れ脱⽔症」の⾒つけ⽅